1955-09-16 第22回国会 参議院 商工委員会 閉会後第2号
次に、鉄鋼業につきましては、国際競争力を増強するため特に緊要度が高く、コストの引下げが顕著であると認められる部分の合理化を目的といたしまして、いわゆる第二次の合理化工事といたしましては、あるいは厚板設備、あるいは中径管の設備等を中心に考えておりますが、その詳細については通産省の方の資料の4をごらんいただきたいと思います。これで約十五億五千ほどの融資を予定しております。
次に、鉄鋼業につきましては、国際競争力を増強するため特に緊要度が高く、コストの引下げが顕著であると認められる部分の合理化を目的といたしまして、いわゆる第二次の合理化工事といたしましては、あるいは厚板設備、あるいは中径管の設備等を中心に考えておりますが、その詳細については通産省の方の資料の4をごらんいただきたいと思います。これで約十五億五千ほどの融資を予定しております。
併しそうでありまするが、同時に、半面設備の近代化につきまして、めぼしい設備でまだ残されておるものがあるわけでありまして、この古いものにつきましては、明治時代からの設備をそのまま使つておるというようなものもあるわけでありまして、これは厚板設備におきまして、八幡の厚板設備であるとか、或いは日本鋼管の中径管の設備でありまするとかいうような、日本の製鉄の圧延設備の主力をなすものでありながら、余りに古くさい非能率